P.1~P.16
英語を学ぶ教室において、学習者の動機が高まるようなクラスの雰囲気をつくることが重要であり、そのためには学習者間のグループダイナミックスを考慮に入れることが大事であることを明らかにした。学習者同士でペア発表活動を行うことが、英語学習の内的動機を高めることにつながるということを“guided participation” (導かれた参加)という概念で説明した。特に英語に対して苦手意識を感じている学生にとっては英語学習を学ぶ目的を自分なりに打ち立てていくことの重要性を示唆した。また、参加型の英語授業が学習者の認知的発達を促す上で不可欠であることを示唆した。(16P)