「実践共同体」(communities of
practice)及び「認知的徒弟制」
(cognitive apprenticeship)の理論的枠組みについて考察し、それが英語を外国語として学ぶ(EFL)教室に示唆することは何かを探った。言語学習を社会的実践として捉え、第二言語学習の社会的側面に着目することにより、学習のプロセスそのものへの洞察を深める手助けとなる。また、学習者が興味を分かち合い、お互いが学び合い、実践者としてお互いの持っている知識を発展させていくような学習環境を作りだすことが重要であることを明らかにした。(17P)