EFL (外国語として英語を学ぶ)教室において、コーパスを使用することは、その言語の真正性(authenticity)と言語使用の豊富な例ゆえに、語彙知識を深めるうえで意味があることを示した。特にData-
Driven Learning (DDL)は、学習者が、データに基づいてその規則性を自ら発見するという意味で、自律的学習者を育てることにもつながる。また、学生の英語学習の動機づけにもつながるといえる。また本研究は、DDLを実際に教室で使用するための手順や方法も具体的に示した。(英語学論説資料収録論文一覧 第49号、p.826に掲載された)