「全国友の会」研究 ―『婦人之友』読者たちのよる生活合理化とその実践(博士論文)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士学位申請論文
1908年創刊『婦人之友』の愛読者組織、「全国友の会」の歴史を通じ、日本家庭の近代化史を描いている。家事の無駄を省き、余剰の時間や物を社会に還元することを目指すその活動理念である「生活合理化」を分析軸として、活動の歴史と社会的役割の変容を分析。「合理化」をキーワードに家庭と産業の歴史を重ね合わせ、その背後にある近代化のダイナミズムを描いている。(社会デザイン学奨励賞受賞)