学校コンサルテーションにおける仮説モデル生成の試み ‐スクールカウンセラーの発話分析を通して‐
立教大学臨床心理学研究
P.11-P.22 本研究の目的は,学校コンサルテーション場面のスクールカウンセラーの発話に注目し,学校コンサルテーションの仮説モデルを生成することであった。質的研究法の1つであるグラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した結果,プロセスをたどる3つのカテゴリーと,そこに含まれる7つの概念が生成され,効果的な学校コンサルテーションに関して考察した。