定時制高校におけるソーシャルスキルトレーニングの効果評価 : 自己評価・自由記述・他者評価による検証
作新学院大学・作新学院大学女子短期大学部教職実践センター研究紀要
P.30-P.39 本研究の目的は,定時制高校における中途退学予防のためのソーシャルスキルトレーニング(SST)を開発・実施し,その効果評価を行うことであった。全6回に渡るSSTを定時制高校1年生に実施し,質問紙によってソーシャルスキルの自己評価を求めた。統計的分析の結果,SST実施前よりも実施後のほうが有意に数値が上昇していた。また,自由記述や短大生による他者評価からも,同様の傾向が確認された。