水谷幸恵、櫻井忠義
スポーツ傷害発生要因に着目するとともに、スポーツ傷害発生機序から受傷背景を検討して受傷の原因を明らかにし、学校現場におけるスポーツ傷害減少に資するための安全配慮を示した。
実施種目にはそれぞれ、どのようなスポーツ傷害が起こりえるのかを把握し、事故発生可能性を予見した上で安全配慮の視点を充実させてゆく指導者側の在り方に加え、実施者においてもスポーツ傷害発生機序を理解するための機会を増やすことにより、自ら事故を未然に防いでゆく行動変容に努める、指導者と実施者の相互作用が必要である。