会計基準の設定プロセスにおける権力関係―1990年代米国のストック・オプション会計に関する議論を題材として―
『会計理論学会年報』
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1990年代米国におけるストック・オプション会計の設定プロセスを検討したもの。ここでは、SEC、政界、産業界等が当該基準に接近し、最終的には産業界と議会が当該会計基準の設定に大きな影響を与えたことを指摘するとともに、これを権力という視座から論じている。