日本におけるファン文化・ファン行動研究の動向－ファンツーリズムの確立に向けて－

立教大学観光学部紀要

第18号

日本におけるファン文化、ファン行動研究の動向についての学術論文を対象に、調査方法、調査対象などを整理した。その結果、ファンに関する実証的な研究論文では、量的調査または質的調査のいずれかの調査を行っている論文がほとんどであった。量的調査を用いた研究では、ファン心理一般を対象とした研究が多く、特定のファンについての研究は少ないことが分かった。（臺純子・幸田麻里子・崔錦珍、共同研究につき、本人担当分抽出不可能）