インクルーシブドローイング・ワークショップ―開発プロセスと省察―
日本美術教育研究論集(公益社団法人日本美術教育連合)
53号
InSEA(国際美術教育学会)2020カナダ大会で実践した日本の墨流しを応用・発展させた参加協同型学習(ワークショップ)の実験を分析・考察した。グループ内で墨を置いて順番に演技する場づくりを考察した。「協働ドローイングによる他者及び画面との関係性の中での自分の描画行為をメタ的な視点で見つめ,自己が埋没することなく場(グループの小さな社会)に位置付け,なおかつ省察による言語化をする」という目的」は概ね達成された。梶原千恵・竹丸草子・住中浩史と共著。