大学における造形基礎教育への臨床美術的課題の応用
臨床美術ジャーナル
Vol.4 -1
心優しく共感力に富むが、必ずしも美術のトレーニングを経ているとは限らない本学学生に対し半期間、臨床美術的課題の応用を実施した。得られた作品の観察、コメントの読み取りや数値化を通じ、このような実践が美術表現への誘いに効果的であったことが概観された。また、総括的・構築的課題に対しては、さらに作品を高めるための創意工夫が必要であることが示唆された。