学術論文

基本情報

氏名 柴田 眞美
氏名(カナ) シバタ マミ
氏名(英語) shibata mami
所属 大学 文学部 人文
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

日本画とその周辺ー素材・いきもの・心との対話ー(跡見学園女子大学 人文学フォーラム第20号)

単著、共著の別

単著

年月日

2022/03/15

発行所等

跡見学園女子大学 文学部人文学科

出版社

巻・号

第20号

開始ページ

37

終了ページ

55

査読の有無

概要

『特集 美術が拓く』に寄せた論文である。自分の来し方を振り返りつつ、一「美術との出会い」:等伯の松林図屏風に心打たれたこと など、二「美術の練習」:デッサンの修練など、三「日本画画材との出会いと壁」:画材への戸惑いやいきものの写生におけるモティーフとの交歓の思い出、四「生物の構造を求めて」:美術解剖学の話や論文作成、五「感性を解放する美術」:臨床美術と制作の変化、を記述した。そして、本稿の構造を示す樹木型の図(<子供の頃のお絵かきあそび>から<美術が拓く>に至る図)を作成して提示した。「感性の解放」や「絵画(美術)と文芸(ことば)の交歓」をヒントに「美術」が現代人の幸福な心のありように広く貢献できるのではないか、というのが結論である。