越前朝倉氏にみる戦国武将の自他認識―『朝倉宗滴話記』が語る戦国社会―
『戦国史研究』
第70号
戦国大名朝倉氏初代孝景の末子で、五代当主義景の時代まで軍奉行として戦場に赴いていた朝倉教景が語った記録である『朝倉宗滴話記』を取り上げ、武士の心得や他者・他国に対する見方にについて検証し、同時代に生きた武将の「戦国時代をみる目」について考察した。