青年期女子の自己肯定感が障がいをもつ人への態度に及ぼす影響
児童学研究:聖徳大学児童学研究所紀要
聖徳大学児童学研究所
第8号
女子大学生と両親257組に、自己肯定感と障がいをもつ人への態度との関連と、その態度の親子間の関連を質問紙調査した。その結果、自己受容、自己表明・対人積極性は、障がいのある人への拒否的・差別的態度を緩和し、積極的関わりを強めた。逆に自己閉鎖性・人間不信といった否定的意識は障がいのある人への拒否的態度に影響を与えた。親子間の関連、自己肯定感のみ父子間で関連があった。