美術史に関連しては、19世紀後半から20世紀前半にかけての美術(クリムト、ボナール、ジャポニスムなど)、美術アカデミーを中心とする古典主義美術(物語画、ニコラ・プッサンなど)、西洋と日本近現代の版画史などに強い関心を抱いて研究に取り組んでいます。
博物館学に関連しては、博物館の制度論、コレクション管理方針(collections management policy)のあり方、対話型鑑賞の可能性などに関心を持っています。
学生の皆さんとは、美術作品を鑑賞する楽しみ、自分の感想や意見や思いを交し合う喜び、作品の文化的背景について調べる面白さ等を共有することができればと思っています。