学術論文

基本情報

氏名 栗田 秀法
氏名(カナ) クリタ ヒデノリ
氏名(英語) Hidenori Kurita
所属 大学 文学部 人文
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

プッサンのシンクレティズムについての覚え書き

単著、共著の別

単著

年月日

2026/03

発行所等

跡見学園女子大学文学部紀要

出版社

巻・号

61

開始ページ

23

終了ページ

38

査読の有無

概要

本稿は、ニコラ・プッサン作品におけるシンクレティズム(習合主義)的表現を検討した研究である。《アドニスを嘆くウェヌス》では、アドニスとキリストの死と復活の類比に注目し、異教神話とキリスト教図像の結びつきを論じる。《受胎告知》では、聖母マリアの胡坐という特異な姿勢に着目し、キルヒャーの図像学やイシス=叡智像との関連を検討することで、マリアを「叡智の座」として再解釈する。これにより、プッサンが古代異教とキリスト教を統合する思想的・図像的体系を構築していたことを明らかにしている。