美術アカデミーの 「歴史画」 の母胎を探る:ラファエッロと アリストテレスの 『詩学』 との関わりをめぐる若干の覚書き
名古屋造形大学紀要
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ラファエッロの《ボルゴの火災》や《キリストの変容》が16-17世紀の美術批評においてアリストテレスの『詩学』における「あわれみとおそれ」の視座からも受容されていた可能性の一端の検証を試みた。