震災後の方言景観に見る福島県会津方言の変容
『日本語研究』
首都大学東京・東京都立大学日本語・日本語教育研究会
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東日本大震災後である2013年~2016年の福島県会津地方に見られる方言の看板などを調査したところ、大河ドラマによる方言看板の増加は一時的であること、観光や復興というキーワードのもとに本来使われていない方言が看板に進出すること、会津方言の待遇表現が看板では減少していることが明らかとなった。