少年審判における被害者―修復的司法への道筋をヒントに
帝京大学心理学紀要
第19号
わが国における少年法制の歴史を江戸時代にまで遡って概観し,現行少年法に受け継がれている国親的思想の土着性に再注目することで,被害者の視点を,少年の更生を後押しするものとして捉え直す可能性を示唆した。