研究者情報
所属学科
職名
専攻分野
担当科目
研究テーマ・自己紹介等
オフィスアワー
ホームページ
履歴情報
学歴
学位
学会および社会における活動等
研究業績
著書
学術論文
学会発表等
その他
補助金等受給状況
学外補助金等
基本情報
氏名
吉川 侑輝
氏名(カナ)
ヨシカワ ユウキ
氏名(英語)
YOSHIKAWA Yuki
所属学科
マネジメント学部 マネジメント学科
職名
講師
専攻分野
社会学、文化人類学
担当科目
文化政策、社会政策、文化とまちづくり入門、プロゼミ、実践ゼミナール、展開ゼミナール、ほか
研究テーマ・自己紹介等
私たちの社会生活において、音楽という現象がいかなる方法をつうじて編成されているかを、個別事例にそくして解明するという課題にとりくんでいます。こうした課題を遂行するために、1960年代の北米で創始されたエスノメソドロジーとよばれる研究方針において、人びとの日常的な音楽分析を、フィールドワークや史料調査をはじめとした経験的なデータの検討をつうじて跡づけていくという作業をおこなっています。具体的には、スタジオ、演奏会、リハーサル、レッスン、劇場、音楽療法、カラオケ、ストリート、そして個人練習といった専門的/非専門的なフィールドにおいて調査を実施し、言葉、振る舞い、そしてサウンドをはじめとした様々な表現を結合していく「見られてはいるが気づかれてはいない」人びとの方法を、ビデオカメラなどの機材も活用しつつ、捉えようとしています。また、上記の課題にとりくむことをつうじて、社会学、文化人類学、心理学、美学、そして音楽学といった分野のなかに存在している理論的問題や、人びとの日常や私たちの社会においてとりくまれている、社会問題や公共政策を含む実践的問題の解決を目指してもいます。
オフィスアワー
金曜日 3限
ホームページ
https://researchmap.jp/Yuki_YOSHIKAWA
履歴情報
学歴
慶應義塾大学, 文学部 入学
慶應義塾大学, 文学部, 人文社会学科 卒業
慶應義塾大学大学院, 社会学研究科, 修士課程 入学
慶應義塾大学大学院, 社会学研究科, 修士課程 修了
慶應義塾大学大学院, 社会学研究科, 博士課程 入学
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慶應義塾大学大学院, 社会学研究科, 博士課程 入学
慶應義塾大学大学院, 社会学研究科, 博士課程 単位取得退学
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学位
修士(社会学)(慶應義塾大学大学院)
博士(社会学)(慶應義塾大学大学院)
学会および社会における活動等
日本ポピュラー音楽学会
日本保健医療社会学会
日本質的心理学会 2021年4月 - 現在, 質的心理学フォーラム編集委員 (副委員長)
日本文化人類学会
日本社会学会
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現代文化人類学会
三田社会学会
エスノメソドロジー・会話分析研究会 2021年11月 - 2023年11月, 世話人(大会担当) 2023年11月 - 現在, 世話人(統括)
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研究業績
著書
2023/02 音楽の方法誌 : 練習場面のエスノメソドロジー 単著 晃洋書房
2021/06 楽しみの技法 : 趣味実践の社会学 共著 ナカニシヤ出版
学術論文
2023/10 「現場研究」の問題を問い直す 共著 質的心理学フォーラム
2022/12 「個別的なもの」の日常的編成 : 楽器をめぐる「迷い」と「決断」の自己エスノグラフィー 単著 文化人類学
2021/07 エスノメソドロジー研究のなかの映像利用 : 想起と教示を支援する 単著 三田社会学
2020/11 音楽活動のエスノメソドロジー研究 : その動向、特徴、そして貢献可能性 単著 社会人類学年報
2020/10 音楽活動のなかのマルチモダリティ : 演奏をつうじたアカウンタビリティの編成 単著 質的心理学フォーラム
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2018/10 日常的な相互行為における期待の暗黙の調整 : E. Goffman のフォーマライゼーション 共著 理論と方
2018/07 プラクティス(練習)のなかのプラクティス : ひとりで行う演奏における「誤り」の理解可能性 単著 三田社会学
2017/07 チューニング場面の相互行為分析 : いかにしてピッチが合うことを成し遂げるか 単著 三田社会学
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学会発表等
2023/11/05 「現場」を問い直す 共同 日本質的心理学会 第20回大会
2022/10/16 趣旨説明「作品のEMCA研究の可能性」 単独 EMCA研究会2022年度秋の研究大会
2022/03/20 ワークプレイスのなかの調査士教育 : エスノメソドロジーの立場から 単独 関東社会学会第2回研究例会「新しい調査法と社会調査教育」(オンライン)
2021/11/14 都市におけるまなざしの研究 : 歌詞のテキストマイニングを通して 共同 第94回日本社会学会大会(オンライン)
2021/10/23 媒体としての媒体 : 『モノとメディアの人類学』をめぐって 単独 仙人の会10 月例会
全て表示する(25件)
2021/03/20 遠隔による音楽活動にかかわるエスノメソドロジー : 研究文献のレビューとその含意 単独 EMCA研究会2020年度春の研究例会(オンライン)
2021/03/06 個人的なものを組み直す : 楽器をめぐる推論のエスノグラフィ 単独 文化人類学会関東地区研究懇談会第2 回定例研究会(オンライン)
2020/10/31 音楽と社会にかかわる専門的テクストの編成 : ソローキン「音楽社会学」の分析 単独 第93回日本社会学会大会(オンライン)
2020/10/25 練習活動のなかの訂正可能なもの : 技能の実践的探求 単独 日本質的心理学会第17回全国大会(オンライン)
2020/09/06 音楽療法を記述する実践的方法の研究 : セラピストたちへのインタビューを中心に 共同 第46回日本保健医療社会学会大会(オンライン)
2020/09/06 音楽療法の効果はどのように説明されるのか : 精神医療における音楽療法に着目して 共同 第46回日本保健医療社会学会大会(オンライン)
2020/07/04 歌詞における都市表象のテキストマイニング 共同 三田社会学会2020年度大会(オンライン)
2020/07/04 エスノメソドロジーにおける映像 単独 三田社会学会2020年度大会(オンライン)
2020/05/31 活動のなかのラインズ : 音階の社会的編成 単独 日本文化人類学会第54回研究大会
2019/10/06 精神医療のなかの音楽療法 : 専門性を支える論理を跡付ける 共同 第92回日本社会学会大会
2019/10/05 音楽活動のなかのマルチ・モダリティ : 演奏をつうじた説明可能性の編成 単独 第92回日本社会学会大会
2019/09/21 音楽療法のエスノメソドロジーにむけて : 質的研究の分析を中心に 共同 日本質的心理学会第16回大会
2019/07/04 Preparing for Synchrony: The Projection of a Cue in Ensemble Music Rehearsals 単独 The International Institute for Ethnomethodology and Conversation Analysis, 2019
2018/11/29 "No Songs to Sing!": An Interaction Analysis of a Problematic Scene in a Karaoke Space 単独 Australasian Institute of Ethnomethodology and Conversation Analysis, 2018
2018/09/08 調整ゲームの社会学的研究 共同 経済社会学会 第54回全国大会
2018/06/23 音楽とコンテクスト再考 : カラオケにおいて選曲理由を提示すること 共同 カルチュラルタイフーン2018
2018/03/15 E. Goffman「ゲームの面白さ」と数理モデル 共同 第65回数理社会学会大会
2017/11/04 「私的な」活動の公的な編成 : プラクティス(練習)のなかのプラクティス 単独 第90回日本社会学会大会
2017/09/17 いかにしてコーディネーションを解決しているのか : カラオケ・ボックスにおける次の歌い手の決定を事例に 共同 第64回数理社会学会大会
2017/07/13 Pitch Matching as a Social Accomplishment 単独 The International Institute for Ethnomethodology and Conversation Analysis Conference, 2017
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その他
2023/11/26 順番交替の組織 共著 2023年度エスノメソドロジー・会話分析研究会入門セミナー : 分析ワークショップ
2023/11/03 エスノメソドロジーを支援する5つの技術 単著 日本質的心理学会 第20回大会 講習会
2023/10 企画趣旨 : 「現場」を問い直す 共著 『質的心理学フォーラム』15号4-5頁。
2023/10 討論 : 現場における相互交渉プロセスのなかの"研究者" 共著 『質的心理学フォーラム』15号55-60頁。
2023/07/03 能力をめぐって : 『芸能人格付けチェック』のなかの感覚と観察 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
全て表示する(17件)
2023/06/05 音楽のエスノメソドロジーがしていること 単著 newQを通じたレクチャー
2023/04 Action Report [第88回ジェンダーセッション(2023年1月21日(土))「フェミニズム/フェミニティと「成熟」――運動と理論をつなぐために」登壇者:西村紗知氏(批評家)、住本麻子氏(ライター)] 単著 GEM 48
2022/12/27 天才と出会う : サリエーリとモーツァルトの対話 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
2022/11/02 天才であることの達成 : 戯曲『アマデウス』の会話分析 単著 京都科学史・メディア史研究会
2022/04/25 もうひとつのポリフォニー : 合唱リハーサルのなかの遠隔コメント 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
2022/03/02 Garfinkelのメトロノームはなにを教示するか 単著 立教大学文学部大学院ゼミ「教育社会学研究2」における講演(オンライン)
2022/03 オンラインにおけるふるまいの実践性 : 陸論文へのコメント 単著 『現代民俗学研究』14号18-20頁。
2022/01/26 ピアニストの超え方 : グレン・グールドのクオドリベット 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
2021/12/02 イントロ前、アウトロ後 : カラオケボックスのなかの音楽と会話 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
2021/10/19 「ふるまいのアナリーゼ」を始めよう 単著 『web春秋 はるとあき』春秋社
2020/07 人間関係の希薄さに関する研究のレビュー : 社会的孤立、孤独、SNSに注目して 共著 『IPSS Discussion Paper Series』
2018/10 身体技法論においてテクノロジーとはいかなる問題か 単著 『民博通信』162号22-23頁。
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補助金等受給状況
学外補助金等
科学研究費補助金 その他 研究活動スタート支援 2020年度 2860000 研究代表者 遠隔による音楽活動にかかわる実践的社会課題の相互行為分析 吉川 侑輝 20K22167