「短期大学における社会人基礎力を指標としたキャリア教育研究」
(一社)社会人基礎力協議会『社会人基礎力研究』
創刊号
短期大学は修業年限の限界が指摘されている。(中教審答申等)国内342校を対象にした文科省の調査(平成27年)によると、キャリア教育を教育課程で99%実施しているが、アクティブラーニングの導入は40%、PBLを導入は僅か9%、正課外では6%に留まっている。そこで、大妻女子大学短期大学の授業科目「キャリアデザインⅠ」において、アクティブ・ラーニングを導入し、さらに正課外でPBL(産学連携型課題解決型授業)を加えた学生たちのキャリア形成の過程と効果について纏めた。