日下部鳴鶴書『枋橋建学碑』の書風研究
大東文化大学大学院書道学専攻院生会
『書道学論集6』
担当部分:「日下部鳴鶴書『枋橋建学碑』の書風研究」P25~P67 著者:根本知・角田健一・香取潤哉・八木一絵・亀澤孝幸・高田智仁・中村薫・金周會 明治・大正時代を代表する書人日下部鳴鶴が揮毫し、日本統治時代の1908年(明治41年)に台湾の板橋公学校(現在の新北市板橋区板橋国民小学)に建立された「枋橋建学碑」の経緯や書風の特徴、日下部鳴鶴と台湾との関わり、書道史上の位置づけについて考察を行なった。本論では文献史料のほか、同碑の調査、関係者数名への聞き込みによって得られた貴重な資料を掲載した。